目指すミライ
私たち、マイナーな会社ですが…
私たちは防災設備の会社です。
けっこう堅苦しくてマイナーなイメージですよね。
でも防災設備は皆さんが普段から訪れているビルやマンションに必ずついているものです。
一番身近なのは消火器や緑に光る誘導灯でしょうか。
他にも火災報知器や屋内消火栓、スプリンクラー消火設備などもあります。
たくさんの人たちが訪れ、生活する建物を火災から守り、そして安全に避難するために様々な防災設備が設置されています。
これらの防災設備が必要になるときは火災や災害が発生した場合だけなので、普段はまず触れることはありません。
そのため防災設備の点検、取り付け工事をしている会社はマイナーなイメージになるのではないでしょうか。
ですが、この防災設備が普段触れることのない、気にすることもないものであるということが、多数の犠牲者を出す火災になってしまった過去もあります。
普段気にすることもないが故に、火災報知機の押しボタンが棚に隠れて見えなくなっていたり、防火扉の前に荷物がたくさん置いてあったり、避難はしごを物置の奥に片付けてしまったり…
このような状況でなければ、失わなくてもよかった命があるはずです。
人を育て、人が育てる会社
私たちは建物のオーナー様や管理会社様とともに、この防災設備の大切さを共有し、どんな防災設備が付いていて、どのようにして使うのかを知ってもらい、適切に維持管理していくことで
「失ってはいけない大切なもの」を守っていかなければなりません。
ヨシダ防災設備の「目指すミライ」は「人を育て、人が育てる会社」です。
私たちの仕事はモノづくりとは異なり、大きな工場も必要ありませんし、高性能な機械も必要ありません。
私たちは確かな知識と技術をもった人財で成り立っている会社です。
建物オーナー様や管理会社様のパートナーとして、安心して人命・財産をお任せいただける防災設備のプロフェッショナルを育てること。それこそが未来につながることだと確信しています。
進む、技術継承プロジェクト
そのために現在、防災設備のすべてを学ぶことのできる技術研修センターを建設するプロジェクトを進めています。
この研修センターには火災報知設備、屋内消火栓、スプリンクラー、泡消火設備など多くの防災設備の実機を設置し、繰り返し操作し触って学べる環境を作る予定です。
また、その他にも新入社員研修や、ベテラン技術者からの技術継承等も行っていく予定ですが、もう一つ大切な役割を持たせる予定です。
それは、実際にビルを管理されている設備員の方の研修です。
普段、現場の第一線でビル管理を行い、緊急時真っ先に防災設備の操作を行わなくてはならない設備員様に、研修や勉強会を行っていきたいと考えています。
自社の技術者はもとより、現場を守る最前線の設備員様とともに成長することで、本当の安全・安心が近づくはずです。そして、これこそがヨシダ防災設備の「目指すミライ」なのです。